保護犬を迎えたばかりの頃、「この子にとって心地よい暮らし方って、どんなものだろう」と考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、保護犬が安心して過ごせる生活リズムの作り方について分かっていることをまとめてみました。
生活環境の変化はストレスになりやすいようです
犬にとって、生活環境が変わることや、周囲の動きが予測できない状況は、大きなストレスになるとされています。
ただ、犬に「これから毎日こういう生活になるよ」と言葉で説明することはできません。
だからこそ、行動そのもので分かりやすいリズムを伝えていくことが大切とされています。
大まかなスケジュールを決めて、それを守るという工夫
生活リズムを作るコツのひとつとして、大まかなスケジュールを決め、それを飼い主側が守って行動するという方法があるようです。
一定期間は、平日も休日も同じリズムで過ごすことがポイントとされています。
たとえば、次のようなイメージです。
- 朝:散歩→朝食→(飼い主の)出勤
- 昼:留守番(犬の自由時間)
- 夕方:帰宅→散歩→夕食
- 夜:一緒に遊ぶ、くつろぐ時間
こうした流れを繰り返すことで、犬は「次に何が起こるか」を少しずつ予測できるようになり、安心感につながっていくといわれています。
散歩コースも「同じ」がよいようです
いろいろな場所に連れて行ってあげたくなる気持ちはあるものの、迎えたばかりの時期は、散歩コースを毎回同じにするのもよい工夫とされています。
まずは環境と生活リズムに慣れてもらうことを優先し、慣れてきたら少しずつコースを広げていくのがよさそうです。
一人でいる時間の作り方
新しい環境に来たばかりの犬は、不安から寂しがったり、要求吠えをしてしまったりすることがあるようです。
そんなとき、かまいすぎてしまうと、常に人間がそばにいないと不安になってしまうこともあるとされています。
対策として、犬が日中過ごす部屋を決め、家族が集まるリビングなどとは分けておくという方法もあるようです。
最初は寂しそうにしていても、しばらくすると自分の落ち着く場所を認識し、リラックスして過ごせるようになる子も多いといわれています。
食事の際も、あえて同じ部屋に入れないようにすることで、要求吠えの予防につながることもあるようです。
リズムができるまでの期間
生活リズムが定着するまでの期間は、犬によってさまざまなようです。
数週間で落ち着く子もいれば、数ヶ月かかる子もいるとされています。焦らず、決めたリズムを一定期間続けることが大切なようです。
家族で対応を揃えることも大切なようです
生活リズムを作るうえで、家族間で対応がバラバラだと、犬も混乱してしまうことがあるといわれています。
誰がいつ散歩に連れて行くか、ごはんの時間はいつか、といったルールを家族で共有し、なるべく一貫した対応を心がけるとよさそうです。
まとめ
保護犬にとって、予測できる生活リズムがあることは、大きな安心材料になるようです。
大まかなスケジュールを決めてそれを守ること、散歩コースや過ごす部屋をある程度固定することなど、できる工夫を積み重ねながら、その子が安心して過ごせる毎日を、少しずつ一緒に作り上げていけるとよいですね。




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