「毎日どれくらい散歩に連れて行けばいいんだろう」――保護犬を迎えたばかりの方が、よく感じる疑問のひとつのようです。
犬種や年齢によって適切な運動量は異なるとされ、とくに保護犬の場合、これまでの生活で必要な運動量が分からないことも多いかもしれません。
今回は、散歩の頻度や時間の目安について分かっていることをまとめてみました。
散歩は運動以上の意味があるようです
散歩は、単なる運動の時間ではないとされています。
適度な運動を通じて筋肉や関節を動かし、肥満予防や内臓機能の維持につながるだけでなく、外に出てさまざまな音やにおい、景色に触れることで、犬の脳が活性化されるといわれています。
これは認知機能の維持や不安の軽減にも効果的とされ、とくに室内飼いの犬にとっては欠かせない日課のようです。
地面のにおいを嗅いだり、マーキングをしたりする行動も、犬にとって「安心」や「充実感」を得るために重要とされています。
においを嗅ぎ分けることは、犬の世界では人間の視覚に匹敵するほど大切な情報収集手段ともいわれているようです。
犬の大きさ別の目安
一般的な散歩の目安は、犬の大きさによって次のように考えられているようです。
- 小型犬(成犬体重10kg未満):1日2回、1回20〜30分程度、距離は1〜2km程度
- 中型犬(成犬体重25kg未満):1日2回、1回30分〜1時間程度、距離は2〜4km程度
- 大型犬(成犬体重25kg以上):1日2回、1回1時間前後、距離は4km前後
ただし、これはあくまで目安のようです。
ジャックラッセルテリアやボーダーコリー、シベリアン・ハスキーなど、運動欲求が高くスタミナが豊富とされる犬種の場合は、これより長めの散歩や、ドッグランでしっかり走らせる時間が必要になることもあるといわれています。
年齢によっても変わってくるようです
子犬はまだ骨が成長段階にあるため、長時間の散歩や激しい運動は避けたほうがよいとされています。
最初は5分程度の短い時間から始め、少しずつ時間を延ばしていくのがよいようです。
シニア犬になると体力が落ちてくるため、長時間の散歩はすすめられないとされています。体調を見ながら、1回10分程度の短めの散歩を、頻度を増やして行うといった調整も有効なようです。
保護犬の場合、様子を見ながら調整したいところです
保護犬は、犬種がはっきり分からないミックス犬であることも多く、年齢も推定でしか分からないケースが少なくないようです。
また、これまでの生活環境によって、外に出ること自体に慣れていない子もいるといわれています。
そのため、目安の時間や距離をそのまま当てはめるのではなく、まずは短い時間から始め、犬の様子(疲れている様子はないか、
楽しそうにしているかなど)を見ながら、少しずつその子に合った散歩の量を見極めていくとよさそうです。
散歩を毎日の日課にする理由
悪天候の日を除き、できるだけ毎日散歩に連れ出すことがすすめられているようです。
散歩を日課にすることで、健康で落ち着いた生活を送りやすくなるとされ、散歩中の他の犬や人との触れ合いは、犬の社会性を育むことにもつながるといわれています。
飼い主とのコミュニケーションを深める大切な時間としても、散歩は欠かせない存在のようです。
まとめ
散歩の頻度や時間は、犬種や年齢、体調によってさまざまなようです。
目安を参考にしつつ、保護犬の場合はとくに、その子の様子をよく観察しながら、無理のないペースで進めていくことが大切そうです。
焦らず、その子にとってちょうどいい散歩の量を、一緒に見つけていけるとよいですね。




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