保護犬ここちゃん、大声の訪問営業には「吠えない」という意外な事実
うちの保護犬は、男性を見ると吠えることがあります。
宅配便のお兄さん、甥っ子……。
男性が近づいてくると、「ウー💢」と警戒することが多く、いつの間にか我が家では「男性が苦手なんだね」と思うようになっていました。
ところが、ある日、意外なことがありました。
大きな声の訪問営業に吠えなかった
先日、玄関先で訪問営業の男性が、
「こんにちはー!」
と、大きな声で呼びかけてきました。
私は当然、番犬ここちゃんが吠えると思いました。
相手は男性です。
いつものパターンなら、「ワァォン❗️」と反応してもおかしくありません。
ところが、そのときのここちゃんは違いました。
吠えなかったのです。
その代わり、私の後ろへサッと隠れました。
「え? 吠えないの?」
思わずそう思いながら見ると、しっぽは下がり、耳もペタン。
明らかに怖がっていました。
「男性が苦手」だけではなかった?
そこで、これまでの様子を思い返してみました。
ここちゃんが吠える相手には、ある共通点があるようです。
たとえば、
- 勢いよく近づいてくる
- 動きが速い
- テンションが高い
- こちらに向かってくる
こういった動きに対して、強く反応することが多かったのです。
甥っ子が「ここちゃーん!」と元気よく近づいてきたときも、吠えていました。
一方、今回の訪問営業の男性は、玄関先で大きな声を出しているものの、こちらに勢いよく近づいてくるわけではありません。
すると、ここちゃんは吠えるのではなく、私の後ろに隠れました。
もしかすると、ここちゃんにとっては「男性だから怖い」というだけではなく、相手の動きや声の大きさ、距離感などによって反応が変わるのかもしれません。
吠えるのは「強いから」ではないのかもしれない
今回のことで、もう一つ気づいたことがあります。
これまで「吠えて追い払おうとしている」と思っていた行動も、実はここちゃんなりの怖さへの対処なのかもしれません。
怖いけれど、相手が近づいてくる。
そんなときに「ワァォン!」と吠えて、自分を守ろうとしている。
でも、本当に怖いと感じる状況では、吠えることすらできず、私の後ろに隠れる。
そう考えると、今までの「吠える」という行動の見え方も少し変わりました。
吠える=強い、ということではないのかもしれません。
怖いからこそ、吠えていることもある。
保護犬と暮らしていると、こうした小さな発見があります。
怖いときは安心できる場所へ
その日は、インターホン越しに手短にお断りしました。
訪問営業の男性が帰り、玄関が静かになると、ここちゃんも私の後ろから顔を出しました。
しばらくすると、いつもの表情に戻っています。
今回のことで、私は「男性が苦手」という一言だけで、ここちゃんのことを決めつけてはいけないなと思いました。
同じ「吠える」という行動でも、その理由は一つとは限りません。
相手の動きなのか、声なのか、距離なのか。
一緒に暮らしているからこそ、少しずつ見えてくることがあります。
次に大きな声の人が訪ねてきたら、今度はもっと早く、ここちゃんが安心できる別の部屋へ移動させてあげようと思います。
保護犬との暮らしは、毎日の小さな出来事の中に「この子はこう感じていたんだ」と気づかされる瞬間があります。
そんな発見も、保護犬と暮らす楽しさの一つなのかもしれません。


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