保護犬を迎えるとき、フード選びで迷う方も多いのではないでしょうか。
とくに保護犬の場合、これまでの食生活がはっきり分からないことが多く、何を基準に選べばいいか悩んでしまうかもしれません。
今回は、保護犬のフード選びと切り替え方についてまとめてみました。
まずは今食べているフードを確認したいところです
保護犬を迎える際は、これまでどんなフードを食べていたか、保護団体やスタッフに確認しておくのが安心とされています。
新しい家に来たばかりの犬は、におい・音・人・生活リズムが一気に変わり、普段より緊張しやすい状態になっているようです。
そのため、環境の変化に加えてフードまで急に変わると、食べなかったり、お腹の調子が不安定になったりすることがあるといわれています。
可能であれば、迎えてしばらくは同じフードを使い、落ち着いてきたタイミングで、必要に応じて別のフードへの切り替えを検討するとよさそうです。
フードの種類について
ドッグフードには、いくつかの種類があるようです。
- ドライフード:水分含有量が少なく、保存がしやすいのが特徴とされています。普段使いのフードとして選ばれることが多いようです。
- ウェットフード:水分含有量が75%ほどと多く、柔らかい食感が特徴とされています。風味が強く食いつきがよい傾向がある一方、開封後の賞味期限が短いため、取り扱いには注意が必要なようです。
- ソフトドライフード:ドライとウェットの中間のようなタイプで、適度な水分を含みしっとりとした食感のものです。
普段はドライフードを与え、食欲が落ちたときなどにウェットフードを取り入れる、といった使い分けをするのもひとつの方法とされています。
フードを切り替えるときの基本的な進め方
新しいフードに切り替えるときは、時間をかけてゆっくり進めるのが一般的とされています。
急に切り替えると、お腹がびっくりして下痢などにつながることがあるようです。
- 1日目:今のフード9割+新しいフード1割
- 2日目:今のフード8割+新しいフード2割
- 以降、毎日1割ずつ新しいフードの割合を増やしていく
このように少しずつ切り替えていくと、10日ほどで完全に新しいフードへ移行できるとされています。
切り替え中に下痢をしてしまったら
フードの切り替え中に下痢が見られた場合、成犬で痩せておらず元気があるようなら、半日程度の絶食をすすめる考え方もあるようです。
絶食後は、いつもの食事量を少量から回数を増やして与え、ふやかして柔らかくすることでお腹への負担を軽減できるといわれています。
ただし、絶食自体がストレスになり、嘔吐につながる可能性もあるため、様子を見ながら判断することが大切なようです。
心配な場合は、無理に絶食を試みず、かかりつけの動物病院に相談するのが安心そうです。
ライフステージに合わせた切り替えも必要なようです
犬は成長段階によって、必要な栄養バランスが変わってくるとされています。
子犬のときは少量で栄養がしっかり摂れる柔らかいフードが適しているとされ、成犬になると食べられる量が増えるためカロリーを調整したものへ、シニアになると消化しやすく、エネルギー密度の高いフードへと切り替えていくのが一般的なようです。
保護犬の場合、年齢が推定でしか分からないこともあるため、健康診断の際に獣医師と相談しながら、その子に合ったフードを選んでいくとよさそうです。
フード選びで大切にしたいこと
フードには、犬それぞれに相性や好みがあるとされています。
食いつきや便の状態を見ながら、その子に合うものを探していくのがよいようです。
焦って何度もフードを変えるよりも、まずは落ち着いて食べられる環境を整えることを優先し、香りの立ちやすさや粒の大きさなども確認しながら、少しずつその子に合ったフードを見つけていけるとよさそうです。
まとめ
保護犬のフード選びは、まず今の食生活を維持しながら、落ち着いたタイミングで少しずつ切り替えていくのが基本のようです。
その子の体調や好みを見ながら、無理のないペースで進めていくことが、健やかな毎日につながっていきそうです。




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